用語集

Glossary

範囲の経済 (はんいのけいざい)

共通の経営資源(人材・設備・IT・ブランド・販売網など)を複数の事業や製品で共有することで、個別に運営するよりコストや投資を抑え、
収益性を高められる効果を指します。
M&Aではクロスセル、共同調達、共通バックオフィス、研究開発の転用などで実現し、固定費の分散やROIC向上、企業価値の増大が期待できます。
規模の経済が“同じものを大量に作る効率”なのに対し、範囲の経済は“異なるものを一緒に運営する効率”です。