用語集

Glossary

コングロマリット・ディスカウント (こんぐろまりっと・でぃすかうんと)

多角化した複合企業の株式価値が、各事業を個別に評価して合算した額より割安に見積もられる現象をいいます。
背景には、事業が複雑で全体価値の算定が難しいことや、シナジーの不透明さなどが挙げられ、結果として資本効率が低いと評価されがちです。
対策としては、事業ポートフォリオの見直しやノンコア事業のカーブアウト/スピンオフ等で構造を簡素化し、企業価値の向上を狙います。